藤井聡太、中年の星に挑む。
6月23日、第61期王位戦挑戦者決定戦が東京将棋会館で行われた。
相早繰り銀に構えた本譜は、先手の藤井聡太七段が127手で永瀬拓矢二冠を破り、現在挑戦中の棋聖戦に続いて2つ目のタイトル挑戦が決まった。
ダブルタイトル挑戦へ
勝てば、昨期最年長での初タイトルを獲得した木村一基王位への挑戦権を獲得する一局は
となり、奇しくも先日の棋聖戦挑戦者決定戦と同カードとなった。
<今月13日の王位戦挑決リーグ最終一斉対局で、白組は藤井七段が、紅組は永瀬七段がそれぞれ5連勝で勝ち上がっての挑戦者決定戦だった。
千駄ヶ谷の受け師でもある木村王位、初の防衛戦は藤井七段。
第61期王位戦七番勝負第1局は、
7月1-2日(水-木)愛知県豊橋市「ホテルアークリッシュ豊橋」
にて行われる。
棋聖戦と違い二日制となる王位戦では、時間の使い方や封じ手にも注目したい。
解説会、やっぱり無いんですかね………?
「百折不撓」中年の星 木村一基に挑む、「飛翔」怪物 藤井聡太。
(この2人のタイトル戦が実現したら、現地に見に行きたいなぁ。)と昨年木村王位が誕生してから想いを馳せていたわけだが、やはり現地大盤解説会は開催されないのだろうか。
中継放送が充実している現代だからこそ、無暗に開催することは望ましくないだろう。
開催されたら、行きたくなっちゃうもんね。
睡眠の重要性!
二人を含めた何人かの棋士は、複数のタイトル挑戦に絡む大一番が連続する、タイトな対局スケジュールとなっている。
など
現将棋界のトップ同士が激突するタイトル戦が重なり、注目の将棋が毎日のように見られるだろう。
この混戦を制するには、体調管理がカギを握るかもしれない。